建材と構造

建築知識の土台が無く「いい家」を素人判断しないで

  多くの一般の方が家づくりに臨もうとして最初に手にするのが住宅情報誌。次いで、住宅展示場を見に行こう、という流れになります。 でも、よく考えてください。車を買う前に、車の操作方法・技術を習得したり交通ルールを学んだりするために教習所に通い、しっかりと資格を得るのではありませんか? 家については、クルマよりも何十倍もするかもしれない買い物なのに、基礎を学びもしないでどうして家の良し悪しが分...

東京にだって建てられる、巨木が支える大空間木造住宅

  東京に、まさかこんな大空間が実現できるとは。 ど真ん中で巨木が家を中心から支え、それでいてその大黒柱が全く邪魔にならない。そんな家づくりを東京で実践できるということを知って驚く方も少なくありません。   「吹き抜け」があっても光熱費が上がらない? そこが東京であろうとどこであろうと、大空間を実現しようとしたら鍵となるのは「吹き抜け」の使い方。一般的には吹き抜けは光...

いい家づくりに共通する、不変の7つの原則ポイント

  『いい家とは何か』というテーマは時代や家族の形態とともに変化しがち。 とはいえ、「どの時代にも共通しているいい家とは何か?」「失敗しないために押さえておくべき最低限の原則とは?」と尋ねられて出てくる答えはなんでしょうか。 ここでは特にハード面に関して、押さえておくべき家づくりの不変のポイントを7つご紹介しましょう。   良い土地 口を酸っぱくして言い続けてい...

とても家を建築現場とは思えない、静かな作業の大工たち

2010年末、横浜市のある閑静な住宅街で建設中のある現場を訪問。7~8名の大工職人たちが、クレーンを使いつつ屋根部を作業中でしたが、驚いたのは、大工たちの話し声がほとんど聞こえず、作業がスピーディーに淡々と進んでいたことでした。 「今日1日で、どれぐらい作業が進むか」と気に掛かっていた現場でした、驚いたことに夕方頃には屋根の木材はすべて屋根の上にしっかりと固定。大工たちの連係プレーの結果でした。各々がしっかりと...

イギリスでは樹齢100年の木を切って苗木を7本植える

  我が家の50年後をイメージできますか? 日本ではほとんどの場合、不可能でしょう。30年前後で家を建て替えてしまうから。 しかし、海外では住宅の耐用年数が50年を大幅に上回り、70年、100年、140年と、同じ家が使われ続けて行きます。 その多くは、木造住宅。イギリスでは、大工が樹齢100年の木を伐採し、そこに7本の苗木を植え、100年かけて後世のために木を育てていきます。 ...