日本には、「親バカ」を非とする傾向があるように思います

一昔前は、「お宅のお子さんは立派だわ、うちの子なんて全然ダメ」みたいな言葉がドラマなどでも出てきていましたね。

本当は子供がかわいいのに、人前でそれを表現できないんです。

そのうち、子供との距離が出来始め、「子供は子供、親は親」みたいな考え方に。

しかし、自分の子供がかわいいということを公に認めることに否定的になるのはいかがなものでしょうか。

 

子供に対して客観的になり過ぎる親

ある年齢を超えると、子供を自立させようという気持ちからか、子供を「突き放す」という方がいらっしゃるようです。

しかし、子供が親に甘えてばかりいてはいけないからといって、「突き放す」というのは間違っていると思います。

子供の個性を尊重する必要もありますが、モラルが低いことや社会の一員として協調性を持つことをしつけなくてよいわけではなく、何歳になっても、何十年も年を経て人生の先輩である親の方がわかっていることはたくさんあります。

もちろん、親が子供から学ぶことも多いですし、子供から「搾取」しないように注意しなければなりませんけどね。

 

親が子供を信じないでどうする

子供が何かを間違えていると思っても、まず親は、子供の主張を受け入れてあげる必要があります。

そもそもそれは本当に間違いでしょうか? 親の側に、まだ知らない事実や子供の本心があるのでは?

子供のウソに騙されてはいけませんが、子供の心をしっかりと受け止める必要があることは確かでしょう。

時に子供は、簡単には言葉にできない思いや、説明しきれない複雑な感情に悩まされていることもあります。何かの障害から逃げているのではなく、今まさにそれに立ち向かっていることの方がほとんどです。

それに、向上心を持って問題に取り組もうとする子供の姿勢は、親として最大限にサポートしてあげたいと思うのではないでしょうか。

親としては、子供が問題や課題を乗り越えようとしているのを、そばでそっとサポートしてあげるのが良いと思います。そして、本当に行き詰った時には、「いつもお父さんとお母さんは味方だよ」と言って助けてあげるのです。

 

子供が進化する家を建てよう

親との良いコミュニケーションが取れる「家」という器は、子供の進化を生み出す基地。

自由でのびのびと、安定した情緒を持てる空間でなければなりませんよね。

単に寝泊りするのが家ではありません。

それに、子供が「秘密基地」を作って遊ぶ時代があるのをご存知でしょうか?

凄いことですよね。まだ小学生になったばかりでも、自分の「家」や「基地」を作ろうという概念があるんですから。

幼いころにそのような遊びで頭を柔軟にしていると、空間的把握力といったような技能が習得しやすくなりますね。弊社のスタッフもそうらしいです。

 

親バカでいい。子供がかわいてく仕方がない

子供は生まれただけで正しい。その子供が何かを間違えてしまうのは、無知ゆえなのか、親の怠慢のせいなのか。

子供が失敗するとすれば、それは成長の過程なのか、親が正しくしつけなかったから。間違えてはいけないのではなく、失敗がいけないのでもない。

大切なのは、失敗から学んで成長すること。親がしつけなかったことで失敗することはとても社会的な痛手となります。なんなる成長の過程の失敗は、もっと向上します。

でもこれは、大人になっても同じこと。

何が正しく、何が好まれ、何が受け入れられるのかという物差しを教えるのは親であり、その親が、子供を何歳になっても支えていくことが、親の使命ではないでしょうか。

 

親バカであるということは、子供を愛するということ。子供をしつけるということ。子供の失敗と成長を温かく見守るということ。

そうしていれば、「うちの子はすごい! うちの子は立派だ!」と言えるようになります。

それは「親」という立場にある人の特権なんです。

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