ざっと見渡すことが出来る…。

これは、新聞とデジタル機器の画面の大きさの違いをヒトコトで表わしているようです。

新聞の紙面の広さはスマホの画面の比ではなく、ざっと見渡すことで自分では想定もしていなかったような情報に出会えるというメリットがあります。

 

紙面の広さは、つまり視野の広さ

すでに具体的にイメージできているものを検索して調べるにはインターネットは確かに有用です。

しかし、自分がそこまで専門的なことに通じていないという場合には、広い視点で様々な情報を取り入れるほうが有利になりますね。

家づくりにおいてもネットで自分のこだわりを探しているだけではダメで、広い視野で様々なことに気付かされることがあるんです。

もしインターネットを活用するのであれば、検索よりも、様々な情報サイトに通じていることが参考になる情報にたどり着く方法にもなります。

 

家づくりは総合力

専門サイトや専門誌では、「耐震性能が重要」「使いやすいキッチンその他の設備が大切」「子供とのコミュニケーションにプラスになる間取り」という、こだわりの部分が主張されます。

しかし、結局のところ家は総合力。どんなに一つの特性が秀でていても、他の部分がダメなら、やっぱりダメ。

見える部分も見えない部分も、すべてをざっと見渡せる、そんな視野が必要です。

 

取り返しがつく部位

pic_sp08-2一般的に、後からいくらでも修繕・改良できるところにばかりこだわる傾向があります。

でも本当は、作ってしまったら変えようのないところに焦点を絞る必要があります。

後からリフォームはできない部分とはどこでしょうか?

それはズバリ、土地構造躯体。地盤と場所は変えられませんし、構造躯体を変えようとしたら家そのものを変えようとするほど大変です。

そして修繕その他の部分についても、後で改修やリフォームが容易かどうかで、その家を長く使いたいかどうかが分かれてきます。

 

30年視点を持とう

土地は?構造は?寿命は?変化するかもしれない家族の価値観とは?と、もっともっと広い視野で家づくりを捉える必要があります。

これらのポイントを含めて検討した家と、狭く少ない情報で近視眼的に選んでしまった家とでは、30年後の考え方がまったく異なってきます。

そう、30年後の自宅の状況をイメージするだけでも、広い視野が必要になってきます。そこには単なる家づくりではなく、ライフスタイルや生活保障などの様々な問題が関係してきます。

総合的な観点で家づくりを選ぼうとしたときに、あまり奇抜なことはできません。

しかし、オーソドックスな日本の家では、総合的な観点でのバランスを欠いています。もっと紙面を広く保ち、様々な情報が入ってくるようにしておきましょう。