多くのご家庭・ご家族との関わりの中から感じることがあります。そして、それは自分の家族の中で感じたことでもあります。

それは、子供を育てている親と言うのは、子供の存在によって親として育てられている、ということ。

子育ては、親が子供を育てるという一方向のものではなく、子育てを通して親が多くを学び、人間として、そして親として成長していく「双方向」のものではないでしょうか。

 

自分の思い通りにはならない

思い通りには行かない子育てを通して、自分の思いや考えを伝える方法適切なリーダーシップ、そして大切な家族を守るために身につけなけれなならないことなど、自分が成長できるわけです。

これはビジネスでも同様ですね。ビジネスが自分の子供のように例えられることがあります。自分で育ててきたビジネスだ、という。

でもビジネスも、必ずしも自分の思い通りに行くわけではありません。ビジネスは社会に揉まれて左右に振れ、予想しても居なかった方向に引っ張られていくものだから。

でもそんな状況の中で経営者として実力を身に着けて行くわけです。

子育てもそうあるべきではないでしょうか。

 

子供に自由を与えられる大人になれ

子供は人間。意志を持った社会人になって行きます。親は自立した社会人を育てるのが目的で子育てをしますが、そのためには「自分は自立した社会人なのか?」という自問自答をしてみるべきです。

自分が人間として成長していないのに、子供に何かを教えるとか子供を育てるとか、難しいことですね。

立派な親になったから子供が生まれるのではなく、子供が生まれて育てていく過程の中で学んだことに基づいて常に自分を方向付け、形作っていくから立派な親になれるんです。

 

立派な親になる条件は子供じゃない

子供がいい子だったら立派な親になれるということではありません。思い通りにならない子供に最適な教え方、接し方を考えて行動することによって、結果として立派な親になれるわけです。

子供が悪いんではなくて、子供があなたから良いことを学べていないということが問題なのです。

そんなことを言うと、親は完璧でなければと気負いしそうですが、そうではなく、親は等身大でいいんです。

等身大でいいのに、「大人」の目線で子供に上から何かを教えようとする。これが行けないんです。自分だって「親コース」を学んでいる最中。

知っていることを教えるのであれば、上からではなく、横から気付かせることです。だから、怒っちゃダメ

子供に、先に生まれて知識を持った大人として、子を愛する気持ちをもって横から親切に教えてあげることが大事。

 

ぜひ一度、考えてみてください。自分が親としてどれだけのことを子供たちに教えられたのかを。

思い通りにはいかない。それでも人生は歩んできたんです。そうした自身の成長から得られたものを、家づくりにぶつけてみてください。