日本では意外と普通のこととして受け入れられている間取りの一つが、トイレを玄関付近に配置するというプランニング。

トイレが公共のもので、家族もお客さんも使うものであるとの認識からそのような間取りに抵抗を感じない人が多いようですが、実際に生活してみていかがなものでしょうか。

メリットとデメリットを比較してみましょう。

 

帰宅後にすぐに入れるけど

帰宅してすぐにトイレに入りたい時、トイレが玄関から近いと便利かもしれません。

でも、着たものがかさばる場合などは、どこかで一度服装を身軽にしなければなりません。コートを脱いだりジャケットを脱いだり、と。

自宅なので身軽になりたいわけですよね。

それに、帰宅後にいつもすぐにトイレに入らないといられない、というケースの方が少ないかもしれませんから、玄関から近いことのメリットはさほど大きくありません。

 

お客さんに貸してあげやすい

トイレが家の奥の方にあると、お客さんに貸す時に不便だという方がいらっしゃいます。

確かにそうなのですが、でもお客さんにトイレを貸さなければならないシチュエーションって、そんなに多いでしょうか?

昨今はコンビニでもトイレを使いやすくなっていますし、そもそもそんなにお客さんが頻繁に来るようなお宅であれば、ちゃんとゲストルームが整えられていたり、ホームパーティー仕様になっていたりしてお客さん慣れしている間取りを考えますから、玄関の近くにトイレを置く必要がありません。

ですから、貸すことを優先順位の高いところに持ってくるのはいかがなものでしょうか…?

 

意外と気になる音と匂い

20150513restroom01タイミングってのは悪いもので、トイレに入っている時に宅配便が届いたり、お客さんが訪問してきたりするものです。

玄関を開けてゲスト対応している時、すぐそばのトイレからの匂いや音、気になりませんか?

玄関にお客さんがいるのでトイレから出辛いとか、トイレの窓から玄関が近くて音や気配が筒抜けになっているとか、意外と玄関先からもゲストは気になってたりします。

 

海外と考え方が異なります

それでなくともトイレは絶対的にプライベートな空間。そもそもそんなプライベートな空間が、なぜ最もパブリックな玄関にあるのでしょうか?

海外の住宅事情を見てみますと、トイレはほとんどの場合、家の奥にあります。

そもそもトイレを貸せる相手というのは、信頼関係にある場合はほとんどです。見ず知らずの人にトイレを貸す、なんてことは、一般家庭ではほとんどありませんよね。

日本の一般的なトイレ配置を見ると、意外なほどの玄関に近いことが多く、そのため、トイレの室温も非常に不快だったりします。

アメリカのようにベッドルームにバスルームが隣接しているような間取りは難しいかもしれませんが、少なくとも家族や個人のプライベートな空間としてのトイレですから、なるべく玄関からは遠い方が理にかなっていそうですね。

 

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