「欠陥住宅を見抜くためにはどうしたらよいでしょうか? これは、一見簡単なことです。買う前に住宅について十分勉強して、住宅の良し悪しがわかるようになればいいのですから。
ところが、『住宅について勉強しよう』と思っても、実は、消費者のための情報が、ほとんどないのです。
よく雑誌に載っている『住宅で失敗しない方法』というのは、結局、広告主である住宅メーカーを怒らせないために、オブラートで何重にもくるまれた情報だったのです。
松岡さんに会うまでは、『そんなはずはない、この情報社会に』と、簡単に考えていました。でも、松岡さんの話を聞いて、目からウロコが落ちました。
私たちは『家づくり勉強会』で松岡さんと知り合うことができました。その時に、『家づくりの根本の話』を、松岡さんから聴かせてもらいました。かじりつくように聴きました。本当に面白かったのです。
家づくり勉強会で、5時間ぶっとおしで話を聴きました。お茶も飲まないで、食事もしないで聴き続けたので、みんなのどはカラカラ、飢え死に寸前でした。でも、とってもためになりました。いわゆるヒモ付きではない、ニュートラルな情報だったからです。
そこで、『この話は、私たちだけが聴くのはもったいない。ぜひ、本にして、みんなに伝えてあげましょうよ』と忙しい松岡さんに無理にお願いを言って、この本を書いていただきました。
…「家づくり勉強会参加者一同より」からの抜粋
あなたは、住宅を購入する準備が本当に出来ていますか?
たとえ金銭的に余裕があったとしても、それだけで「準備が出来ている」とは言えません。経済的な話をしているのではありません。
ほとんど知識もないまま工務店や住宅メーカー、不動産業者と契約してしまい、大きな損失を被っている方々が実にたくさんいるんです。「住宅とは?」「家づくりとは?」ということを何も知らないまま…。
とはいえ、みんなが失敗しているとしても、あなたは失敗しないように注意することができます。せっかくこのサイトに来たのですから、ぜひとも私の経験をお読みください。
住宅で失敗した人々はたくさんいるんですよ!?
今から約30年前、私は大手輸入住宅メーカーの敏腕営業マンとして『ツーバイフォーの鬼』という異名を持つほどの実績を積んでいました。日本に『ツーバイフォー工法』を普及させた立役者の一人でもあります。
多くの住宅を売り、その営業実績は瞬く間に業界に知れ渡りました。
しかし、あんなに幸せそうに家を購入したのに、数年経過したある家には、幸せも喜びもなかったんです。捨てられた庭と廃れた建物がそこに残っていました。
別のご家族は、大手住宅メーカーを信用して家を建てましたが、1年以内に家が傾き始め、もはや住めない状態にまで建てつけが悪くなり、引っ越しせざるを得なくなってしまったんです。
他人事ではありませんよね?
せっかく多額の資金を投入して手に入れる住宅が、思いもよらない欠陥住宅だったら?「これで幸せが待っている」と思って住み始めた家で、家族が崩壊してしまったら?
何のための家だったのか、後悔しても仕切れません。
手本を探す旅
私は、欧州に旅行に出掛けました。
アメリカ、イギリス、ヨーロッパなどの先進国に出掛け、どんな建物が使われているか、人々の暮らしがそうした建物の中にどのように反映されているか。文化や歴史から、建築について何が得られるだろうか。
数えること23回、私の欧州住宅研究旅行は私の中に大きなヒントを与えてくれました。
これからの日本で建てるべき家とはどんな建物なのか。
いや、建ててはいけない家とはどんな建物なのか。
とにかく、ほとんどの人にとって『家づくり』は生涯に一度か二度しか経験しない大きな買い物。失敗しないためには、『良い家』と『悪い家』が自分の目で見抜けるようにならなければいけない。
でも、どうやって…?
その方法は、実に簡単なことでした。
簡単なことだったんですが、気付くのに何度も研究旅行に行かなければならなかったんです。なぜなら、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の手で触れて、自分の肌で感じる ――。この経験こそが、海外でゆとりある生活をしている人たちを理屈だけじゃない仕方で理解できたから…。
住宅購入を考えるのであれば、本当はぜひとも私がしたように欧州住宅研究旅行に出掛けて欲しいのです。
でも必ずしも誰もがそうできるわけではありません。それで、研究旅行を経験して得られた私の考え方を、一冊の本にまとめてみました。それが、『誰も書かなかった!住宅で失敗しないための7つの自己防衛策~あなたも、いい家と悪い家が正確に見分けられるようになる!』なのです。
この本には、大手住宅メーカーや地元の工務店が使う営業テクニックや業界の対策方法、またカタログやモデルハウスにおける攻略法について、たっぷりと、ニュートラルな視点で書き綴っています。
私のそれまでの経験から、煽られて住宅購入に踏み込んでしまうことなく、確かめるべき当たり前のことを確かめるための秘訣が簡潔にまとめられています。
もし良い住宅と悪い住宅を見抜けるようになりたい簡単な方法を知りたいのであれば、ぜひともこの本を手にとって読んでほしい。
この一冊を読めば、どうすれば住宅で失敗しないかというその「簡単な答え」というのが見えてくるはずです。そしてこれは、あなたとあなたのご家族にとって、大きなチャンスをもたらすことにもなります。
住宅で失敗しないということは、すなわち、『いい家』『いい業者』に巡り合えるということです。いい家を購入し、いい家を建てて、そしていい家に住んでいられるんです。
いい家に暮らしていると何千万円も得をする
いい家の耐久性と寿命は、そうでない家とは大きく異なります。結果としてローン地獄から開放される可能性も高くなり、その時期も早くなります。
ローンの仕組みが欧州と日本とで異なるということもありますが、そもそも建物が違うと、どれだけお金をセーブでき、どれだけ得になるのかということは、日本だけで家づくりを見ていては決して気付けないんです。
でも、この本を読んでからモデルハウスや工務店の現場見学会に行けば、何を質問したらいいのか、どこを見ればよいのか、ということが手に取るようにわかってきます。
例えば本書の7ページには、「使用上の注意――二つ以上の質問は、くれぐれも順番を間違えないこと」という副見出しがあります。こう書いてあります。
『本書には、「住宅営業マンとのやりとり」を行なう上で、様々なシーンに対応した「具体的質問法」や「会話法」が多数紹介されています。「具体的質問法」とは言っても、単純にこの本に書いてある通りに質問すれば良いだけで、質問の数は多くても二つまでとしています。質問が二つ以上の場合は、くれぐれも順番を間違わないようにしてください。順番を間違えてしまうと、せっかくの質問がムダになってしまうからです。』
『第1章「営業マン・住宅展示場」にダマされない!最強質問法』では、実際にユーザーが経験したことのある、また経験するであろう営業マンへの営業手法に対処する裏技や住宅展示場で営業マンから真実を引き出す質問法を書いています。
その他、『第2章「カタログ・チラシ」のウソを見抜く法』『第3章「間取り・プラン・シックハウス」で悩んでいる人必見!』『第4章「見積もり・工事費用・土地」出された価格が妥当かどうか?わからない人必見!』などのトピックでは、実際に住宅購入や家づくりに入る前にしっかりと業者に対して自分が「出来る客だ」と思われるための秘訣がまとめてあります。
『第5章 いいものを長く使う!豊かさの原点を学んだイギリスの家』では、先ほどから私が述べている「いい家と悪い家を見抜く方法」のヒントが書かれています。答えは簡単だと述べましたが、読者は、この章で書いたことがどうして「答え」と言えるのか、わかるでしょうか?
『第6章 住宅で失敗しないための七つの自己防衛策』は、いよいよ、学んだ事柄の実践となる章です。この部分は、住宅購入時の心構えとして今でも通用する『バイブル的参考書』とも呼ばれています。何年も前に読んで心に残っていたという読者からお問い合わせが来て驚いたことがあるくらいです。
こうした情報を、たった1,470円で入手できるとしたら、どうなると思いますか?たった1,470円で得た情報が、あなたの住宅購入技術を向上させ、満足の行く買い物が出来るようになったら、あなたもあなたの家族も、安心できるのではないでしょうか。
読者は数年も前にたくさんの感謝を手紙とともに届けてくださいました。
「すでに建てた人が読みたいというその気持ちがよくわかる」
「契約前に読めて幸せ!ゼロからのスタートになりますが、逆にどんな家ができるか楽しみです」
「いろいろな住宅の本を読みましたが、ここまで具体的でわかりやすいのは初めて」
「書いてある質問法を実際にやってみました(笑)。声を失っていました(営業マンさんごめんなさい!)」
「子供がアトピーなので、夢中で読ませていただきました。とっても参考になりました」
業者に言われるままにされるのではなく、自分で確かめてしっかりと選ぶことができるようになったらいかがでしょうか?
将来、「お父さんとお母さんはいい家を買ったんだね」と子供たちから喜ばれ、しかも、その子供たちが「わたしたちも大きくなったらお父さんやお母さんが建てたのと同じような家に住みたいな」「この家がいい!この家に住み続けたい!」と言ったら、あなたはどう感じますか?
まずは一度、この著作『誰も書かなかった!住宅で失敗しないための7つの自己防衛策~あなたも、いい家と悪い家が正確に見分けられるようになる!』をお読みください!
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